漫画家の楳図かずおさんが亡くなっていたことがわかりました。
まことちゃんの「グワシ」のポーズで登場する、ちょっと変わったオジサンというイメージが強かった楳図さん。
とても明るくて漫画の作風も多岐にわたり、独自の世界観がありましたよね。
2024年10月28日に亡くなっていたとのことで、葬儀は既に関係者で済ませたとの発表されていますが、ご家族はいらっしゃったのでしょうか?
結婚していたのか?など、楳図かずおさんの家族についてご紹介します。
楳図かずおのプロフィール!漫画まことちゃんやへび少女や漂流教室を執筆!
以下が、楳図かずおさんのプロフィールです。
生年月日:1936年9月3日
死没:2024年10月28日(88歳死没)
出身地:和歌山県伊都郡高野町
活動期間:1955年~
小学校5年生の時に、手塚治虫さんの「新宝島」を読んで漫画家になろうと思った楳図さん。
1995年には、当時流行だった貸本の漫画家としてデビューしました。
1966年には、少女漫画雑誌の「週刊少女フレンド」でホラー漫画を執筆して世に知られるようになったそうです。
「へび少女」は、蛇の呪いにまつわるお話しで可愛らしい絵柄が余計に恐怖を誘いましたよね。
その後。1971年頃からは「週刊少年サンデー」へ移り、「漂流教室」や「まことちゃん」など恐怖漫画だけでなく、ギャグや時代物など、幅広く作品を執筆されました。
その才能は漫画だけにとどまらず、音楽活動も活発で、近田春夫さんや郷ひろみさんの作詞を担当したこともありました。
1995年以降は、腱鞘炎などの病気が理由で漫画の執筆はお休みされていましたが、赤白のボーダー柄を身に付けて、タレントとして活動をされていた姿が印象的でした。
2024年10月28日、胃がんのために亡くなられたとのこと。
88歳でした。
楳図かずおは結婚して嫁(妻)がいる?生涯独身で交際歴なしの理由は孤独好き?
楳図かずおさんは、生涯独身だったことがわかっています。
インタビューでは、「女性と一度も付き合ったことがない」と答えていたこともあったとか。
楳図さんは数多くの少女漫画も執筆されていましたが、「かわいらしさ」について次のようにコメントしていました。
「着せ替え人形のような、ただかわいいだけではなくて、汚い顔もする。びっくりしたり驚いて『ゲーッ』って言ったりする。編集部の要請で見た目のかわいい女の子を描くけれど、かわいいだけじゃないところを表現する。リアルというか、人間の根源みたいなところを描こうとしていたんです。生きている女の子ですね。苦労はしましたが、そこにたどり着けたから、僕は勝ったんだと思います」
引用元:双葉社CHANGE
女性を漫画の対象として研究し尽くしていたようです。
だから、リアルの女性に結びつかなかった?のかもしれませんね。
また、決定的な理由は「孤独を愛していたから」ということのようです。
テレビの「お笑い番組」に出演し、社交的にみえるが、私生活は、独身を貫く。
引用元:朝日新聞
《孤独が好きです。他人が横にいると、自分の世界をかき乱され、リラックスできません。寂しくないですね。自分の力で生きようと信念を持っています。》
キッパリと言い切るところ、生き方としてカッコいいですよね。
楳図かずお家族構成は?父親の怪談話が漫画家になるきっかけ?
楳図かずおさんの家族は、父方の親族が全員教員という、お堅い家系に生まれ育っていました。
もちろん父親も教員で、囲碁が大好きだったそう。
奈良県の代表にも選ばれるほどですので、かなり強かったようですね。
また幼い頃に、父親から地元の伝説や民話を聞かされて成長したとのことです。
《3歳から6歳まで暮らした奈良県曽爾(そに)村では、父が語る地域の伝説が楽しみだった》
引用元:朝日新聞
中でも「お亀池のへび女」という怪談話がお好きだったそうで、この時の体験が後の怪談漫画に繋がっていたようです。
楳図さんの父親は先生でもあり、きっとお話しが上手だったのでしょうね。
まとめ 楳図かずおは結婚して妻がいる?恋愛経験もない生涯独身の理由は?
今回は、楳図かずおは結婚して妻がいる恋愛経験もない生涯独身の理由は?についてお伝えしました。
- 楳図かずおさんが胃がんのため88歳で死去
- 結婚はしておらず生涯独身だったのは孤独が好きだったから
- 父親から聞いた地域の伝説が恐怖漫画執筆のきっかけ?
楳図かずおさんの怖い漫画、久しぶりに読みたくなりました。
ご冥福をお祈りいたします
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